
返戻を減らすレセプト作成とは
<目次>
目次[非表示]
- 1.1.こんな返戻が多発
- 2.2.返戻で注意したいこと
- 3.☑.返戻防止アラート
1.こんな返戻が多発
①手続き上のミスが原因
月のはじめに必ず保険証を提示してもらうようにして内容を確認するようにしましょう。
文字、番号、記号の入力ミスや署名のミスなど、事務手続きの段階で間違いがあるとレセプトが返戻されてしまします。
保険者は同じでも、記号や番号のみ変わっているケースがあります。
②柔道整復師による間違いが原因
提出する前に請求内容に間違いがないか必ず確認するようにしましょう。
症状に対して行った施術内容が間違っている、誤った診療報酬点数を適用している、などの内容はレセプトの返戻対象となってしまいます。
また、施術が3か月以上の長期になった場合は、今後回復する可能性や施術を続ける理由について説明が必要です。
極力、返戻が発生しないよう普段から気をつけるようにしましょう。
2.返戻で注意したいこと
返戻されたレセプトの再請求をめんどうに思い後回しにする方もいらっしゃるでしょう。
しかし、保険者からの信用低下や、翌月以降のレセプト業務に支障が出ることを考えると、あまり良い選択とは言えません。
厚生局からの指導や監査が入る場合もありますので注意する必要があります。
☑.返戻防止アラート
当月の請求内容をレセプト月締め画面にて一覧で表示します。
月末時のアラートやエラーが充実しており、返戻をしっかりと防止します。
前月までの未印刷レセプトや返戻状態レセプトを簡単に確認でき、印刷プレビューも大きく表示します。
見落としていたミスを極限までなくすことができます。
返戻案件を少なくできるだけでも、これまでよりも事務作業の効率アップします。